グアテマラは、かつてマヤ文明の栄えた地でしたが、1524年スペイン領になり、1821年スペインより独立、1822年メキシコ帝国、1824年に中米連邦共和国に属し、1839年にようやく独立するという苦難の歴史を持ちます。
北はベリーズ、西はメキシコ、東はホンジュラスとエルサルバドルに国境を接しています。北西から南東にかけてシェラマドレ山脈が走り、3,000m級の火山が多く、地震の被害を受けることもあります。
国土の大半が山岳地帯もしくは高原のグアテマラでは、コーヒー栽培に適した肥沃な火山灰土壌と豊富な降雨量のもと、香り、酸味、コクのある良質なコーヒーが生み出されています。
特に、都市自体がユネスコから世界遺産の認定を受けているアンティグア市周辺は、世界最高級と賞賛される産地です。