エチオピアは、コーヒー栽培起源の国と言われ、イエメンと並んで「モカ」の名で親しまれています。
モカ人気の秘訣は、その独特のフルーティなフレーバーにあり、とりわけ女性から強い支持を得ています。
営農形態は極小農家が大多数であり、庭先で他の作物と共存で栽培されているケースが殆どです。
従って、農主自身が自分の家の敷地内で栽培しているコーヒーの木の樹齢や品種を把握できていないことが、多々あります。
それ故にこの国のコーヒーは固有の特徴を持ち、独自のマーケットを切り開くことができたと言えるのかも知れません。