Coffee Networkをご利用の皆様

平素よりCoffee Networkをご利用いただきありがとうございます。
今回のコラムでは、生産国レポート第2弾 中米編としグアテマラ、ジャマイカの最新情報と
Coffee Networkで入荷を予定しております商品をご紹介させて頂きます。

【グアテマラ 概況】

生産国概況

21/22クロップの収穫もほぼ終えた段階で、まだ全数量が出てくるタイミングではないものの、
声高に言われていたグアテマラ全体でのピッカー労働者不足のまま、収穫量は各地でかなり伸び悩んだ様子です。
コロナ明けの景気回復もいち早く進んだその米国では、移民労働者の受け入れに寛容で、
景気対策による賃金上昇も追い風となり、中米から流入した季節的移住者が定住化しつつある状況に加えて、
同じ中米内でも、品質訴求が低いホンジュラスへの流出なども起こっているとのこと。
選定するチェリーの熟度管理レベルが低く、ピッカーにとって時間当たり収穫作業量が多くなるホンジュラスでは、
実入りとなる収入がグアテマラよりも大きくなる傾向にあることが要因で、この傾向は収穫終盤まで続いております。

その結果、グアテマラでは全体的に人件費が上昇し、地域によってその差はありながらも、
おおよそ平年比で20~40%程度上昇しており、中でも人件費の高いアンティグア地域ほどその上昇幅が顕著で、
相場連動商品でないスペシャルティ帯商品にも価格転嫁の波が押し寄せている状況です。 

短期的見通し

将来的な生産量の成長性は見込まれないながらも、国際相場値上がりの背景から、
生産者が農地に対し工夫を凝らす様子は伺え、過去数年と比べると改善していきそうな気配はございます。
また、収穫が完全に完了していない中で早計ながらも、21/22クロップの生産量は、20/21クロップ比で
10%程度の増産を予測する声もあり期待が高まっております。

スペシャルティ系の生産者も、主要販路である米国向け需要の回復もあり、
生産意欲も前向きなものに転じている様子です。
こと品質の高さで有名なアンティグア地区にある、皆様にも長年愛され続ける商品を作り出すパートナー
アルト・デ・メディナ農園もアンティグア地区のリージョナルコンペで1位に輝くなど、品質向上に対する施策や、
各農園の取り組みも一段と増しております。

これからも美味しいコーヒーを届けて貰えるよう、農園側とも密な連絡を取り、
引き続き安定した原料をお届けする所存です。

出品中の商品、及び今後の入荷予定

量の確保そのものが困難となりそうな見通しの中、引き続きスペシャルティ系カテゴリーに特化していく予定です。
何度かコラム内でもご案内しております通り、上記記載のアルト・デ・メディナ農園 21/22クロップの新穀を入荷しております。

長らくの欠品にてご迷惑をおかけしておりましたが、本クロップでは定番人気商品として使命を全うできるよう、
できうる限りの買い付けを行いましたので是非ともご検討下さいませ。

【ジャマイカ 概況】

生産国概況

2014~2016年期間での歴史的高値を最後に、ジャマイカ側が売り手市場をエンジョイできる
旧来型の需給体制は完全に終焉したかと見ておりました。
しかしながら、そこからの潮目の変化は予想以上に早く、新たな需要大国の気配を見せるアメリカなどからの
根強い引き合いを受け、20/21クロップから続いていた供給量不足は、
21/22クロップの収穫がほぼ終了する現時点まで落ち着きを見せておりません。 

短期的見通し

リーマンショック以降の500~600トンで推移していた市場は、2014年~2016年の高値相場でさらなる需要減を経て
300~400トン程度に一段下がっていたが、2021年1~12月の輸入統計は過去最低となる201トンを記録いたしました。
それでありながら、ひと頃ほどもモノ不足が騒がれないほど、日本市場はブルマンの供給増減に
無頓着となってしまった様子が感じられます。

現地の生産量こそ、ここ数年は600~700トンで比較的安定推移しておりますので、
「ジャマイカの生産量の大半は日本向け」という事実はもはや過去の美談であるといえる状況です。

また他の中米産地と同様に、肥料の高騰を背景として使用量が制限されてしまう状況はジャマイカでも著しく、
次クロップへの生産量がやや危ぶまれております。 

出品中の商品、及び今後の入荷予定

上記状況を背景とし、No.1、セレクト共に弊社としても輸入できた量が少なく
特にセレクトに関しましては長らく欠品が続いており、ご迷惑をおかけし申し訳ございません。

このように日本国内の需要が落ち着いている中でも人気を博しておりますBlack Barrelも
来年2023年の2月~3月頃に輸入予定でございます。

現状出品中のNo.1も適宜小分けし販売を続けて参りますので、今後ともぜひよろしくお願いいたします。

来週第3弾は、アジア・アフリカ編(ベトナム・インドネシア・パプアニューギニア・エチオピア)を予定しております。
引き続きCoffee Networkをどうぞよろしくお願いいたします。

   

COFFEE NETWORK(兼松株式会社)