Coffee Networkをご利用の皆様

平素よりCoffee Networkをご利用いただきありがとうございます。

今回はパナマより今年2月に数量限定で復刻を行い、大変人気の高かったグラン・デル・バル ゲイシャの追加入荷、
またジャマイカ ブルーマウンテンの近況をご案内いたします。

【パナマ ボケテ地区 Cafetalera Fernandez農園 グラン・デル・バル】

スペイン語で大きい、偉大といった意味を持つGranと農園主のラストネームDel Valから名付けられた
このグラン・デル・バルは100年以上の歴史を誇る由緒正しきCafetalera Fernandez農園自慢の商品です。

首都パナマシティーから国内線で約1時間、Baru火山を中心とするBoqueteエリアにこの農園はございます。
標高は1300m以上で、肥沃な黒土の土壌と多くの木々が生い茂る自然豊かな農園です。
昔からボケテ地区には多くの優良農園が点在しており、パナマコーヒーの約8割はこの地域で生産されたものです。
とはいえパナマ人のコーヒー消費量は非常に多く、2018年時点で自国生産量の7~8割を国内消費、
残り20%の半分は米国に輸出されており、日本に輸出されている量は生産量の1.5%程度しかございません。

この農園の歴史は遡ること約140年前、1880年エンジニアをしていたJoseph De Dianous氏が、
故郷のフランスからパナマ共和国にパナマ運河の建設のために移住したところから始まります。

彼の息子のGabriel de Dianous氏が、1914年にBoqueteエリアの
"Majo Mono"(サルが来る)という場所の土地を購入しコーヒー農園の運営を開始、
その土地をGabriel氏の奥様の名前にちなんで"Finca Gladys"と名づけました。

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(Teresita de Dianous氏とその夫のRicado Fecardo Fernandez氏)

時は進み1991年、Gabriel氏の娘である、Teresita de Dianous氏とその夫のRicado Fecardo Fernandez氏が
"Finca Gladys"を引き受け、更に1993年には"Finca Gran Paraiso"(グレートなパラダイス)という区画も取得。
この時同時に農園名にもなっている"Cafetalera Fernandez"を設立しました。

更に1990年の終わりにBaru火山の標高1500mに位置する"La Fortuna"(運命)区画を取得し、現在の農園の形となります。

農園を大きくしたRicado氏は、もともと医者で進駐軍に混じって、
日本、香港などアジアを回っており、長崎に一年ほど住んでいたとのことです。

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(Edgar氏、Rodolfo氏、Ricardo氏)

現在"Finca Gran Paraiso"と"La Fortuna"の2区画から構成されているこの農園ですが、
今回弊社がお届けするグラン・デル・バルは、"Finca Gran Paraiso"区画で栽培されたコーヒー豆となっております。

両区画を合わせると、おおよそ180haほどとなり、生産量は1,000袋ほど、
精選はウェット/ドライミルがある"La Fortuna"で行われています。
この農園は精選工程も非常に丁寧で、乾燥場には屋外の可動式パティオ、ビニールハウスに加えドラム式乾燥機も完備。
天候、湿度、水分値に合わせて最適な乾燥方法を採用し、処理を行っております。

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(乾燥風景 左:ウォッシュド精選、右:Anaerobic精選)

Finca Gran Paraisoの面積は全体で80ha、その内14haでコーヒーを栽培しています。
栽培品種はティピカ70%、カツーラ、カツアイで30%未満、
ゲイシャの生産量は農園全体でも30袋程度しかございません。

昨年はゲイシャのみの販売ではございましたが、20/21クロップでは試験的に同農園産のティピカも同時販売、
また農園がここ数年にわたり挑戦を続けてきた嫌気発酵を2品種共に買い付けしております。

複数種類の品種、精選の中から弊社カップにより厳選、特にAnaerobic精選のゲイシャは
ゲイシャ本来の上質さと人類の英知である嫌気発酵が見事に調和している自信のある買付です。

高価ながらも長年の歴史と丁寧な栽培に裏付けされた希少なパナマの豆を是非お楽しみくださいませ。

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また、先日取り扱いを開始した同ボケテ地区にございますElida農園のゲイシャも5㎏小分けパックになり絶賛販売中です。
こちらも併せてぜひお試しくださいませ。


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【ジャマイカ ブルーマウンテンの入庫状況に関しまして】

昨年の同時期に復刻入荷を果たしたジャマイカ ブルーマウンテンNo.1 RE-DISCOVERYの
20/21クロップ商品に関するお知らせでございます。

ワクチン供給が十分でないジャマイカでは、7月後半ごろからの新規感染者の急増により、
8月には再び集中的なロックダウンがあり、経済活動の停滞が一時期深刻化。

精選工場での手選別労働者や港湾作業員の減員が急速に進み、乾燥場からの移動作業がタイムリーにできずに
品質が劣化、輸出可能な豆が激減し十分な品質を備えた原料の確保に苦慮している状況でございます。

その間、何度も生産者側と協議しながらロット選定を進めながらも、
最終的な輸出可否を判断する政府機関のJACRAからの出荷許可を得られず、
20/21クロップでは、ブルーマウンテンの特殊ロットを輸入することが叶わなくなりました。

よって、11月入荷を予定しておりましたブルーマウンテンNo.1 RE-DISCOVERYも輸入を断念、
21/22クロップの新穀にて再挑戦をする所存でございます。

本商品を楽しみにお待ち頂いておりました皆様にはご迷惑をおかけし申し訳ございません。

なお、RE-DISCOVERY同様に、現在出品中の「ブルーマウンテンNo.1 Cinchona農園」と
「ブルーマウンテン Select "Stoneleigh Factory"」も次回新穀入荷まで在庫限りでの販売となります。

ご迷惑をおかけし重ねてお詫び申し上げますが、ご入用の皆様は早めのご注文をお願い申し上げます。

しかしながら次クロップ品で無事輸入が叶った暁には、政府機関が品質を認めた確かなロットが入荷して参ります。

ジャマイカの早い復興を願いつつ、今しばらく入荷をお待ち頂けますと幸いです。

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引き続きCoffee Networkをどうぞよろしくお願いいたします。

COFFEE NETWORK(兼松株式会社)