4月より新しくコーヒーチームに加わりました、兼松の塘口と申します。今後ともよろしくお願いいたします。

さて、今回は先週入荷した新クロップの中から「コスタリカ ソノラ農園」を特集いたします!
首都San Jose から南に約2時間、セントラルバレーに位置しているこの農園はおおよそ100haほどあり、
その内35haは手付かずの自然、65haほどにコーヒーを植え、残り10haほどにサトウキビを植えております。
標高は1200m。土壌はPoas火山の火山灰によって作られた有機物が豊富で良質な構造であるAndisol土壌で、
これによりコーヒーの樹木はたくましく育ち、良質なコーヒーを生産します。

農園名である"Sonora"はコスタリカの公用語であるスペイン語で「音」という意味があります。
100年の歴史を持つ農園らしく、シェードツリーの管理も行き届いているため、
原生林は多くの野鳥や野生動物の住処となっており「自然の音」が響き渡る心地のいい農園です。
この農園の特徴は、農園で働くスタッフが成長のために重要だと考え、利益を社員にもしっかりと還元しているところでしょう。
農園内にスタッフとその家族が住む家を提供しています。
家賃は無料、光熱費も一部負担するほど。もちろんスタッフ全員、健康保険にも加入させています。
また、農園内で使用されている電気は100%クリーンエネルギー。
農場内の小川とPeltonホイールと呼ばれる特殊なタービンを使用した水力発電を行っています。
ここで作られた電気はコーヒーミル等に使用されるだけでなく、農園内に住み込みで働いているスタッフにも無料で還元する徹底ぶり。
まさに自然と共存していると言うにふさわしい農園です。

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      (農園の様子)


次に農園で作られるコーヒーについてご紹介していきます。
農園内にはレッド・イエローカツアイ種、ブルボン種、べネシア種など合計8種類ほどの品種を植え、様々な商品を作りだしております。
この農園の最大の特徴は精選です。ハニープロセス、ナチュラルをメインに製造しております。
どちらの精選方法も、ウォッシュドと比較して多くの工程と注意点を要します。
通常この精選方法を使用しますと発酵などの欠点発生率が高いため、非常に高い技術力を求められます。
試行錯誤を繰り返し、上記8つの品種全てのボディ感を強め、またフルーツの香りを高める精選方法にたどり着きました。
彼らはこの技術に自信と誇りを持っています。
今回は通常のハニーと同社の最上位アイテムであるブラックハニーの2種類を仕入れさせていただきました。
ブラックハニーはべネシア種のシングルを使用、100%ミシュレージを残し、丁寧に加工を行っております。
通常のハニーよりも甘味が強く濃厚な味わいになっているのが特徴です。エスプレッソなどでも濃厚な甘味を楽しむことが出来ます。
蓄積したノウハウを駆使した素晴らしいハニーをぜひお試しくださいませ。


また今回はその中で少量ですが、ウォッシュドの買付も行いました。
ハニー、ナチュラルに負けていないソノラ農園独特のウォッシュドもぜひお楽しみいただければと思います。


ソノラ農園の中には小さなウェットミル、ドライミルがあります。
この施設は元々サトウキビの搾汁施設でした。150年もの年月を過ごした昔からある歴史的な施設です。
コンパクトですがコーヒーを栽培、収穫、精選等全ての工程を農園内で仕上げることが可能です。

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(ハンドピックの様子)

最後にこの農園のオーナー親子をご紹介いたします。
45年前、写真右のAlberto氏がこの農園を始めました。
そして今、息子のDiego氏も従事しております。Diego氏は元々エンジニアであり、弊社のパートナーであるCecaの社員でもあります。
私もこのコラムを作るため連絡を取ったのですが、紳士的な対応をして下さるとても良い方です。
新しい取り組みを積極的に取り入れ、美味しいコーヒー豆を毎年作り出しております。
この素敵な親子が作っているSonora農園のコーヒー、ぜひ一度ご賞味ください!

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(左:息子のDiego氏、右:Alberto氏)

↓商品ページはこちら↓

ハニー   :https://www.coffee-network.jp/products/detail.php?product_id=508

ブラックハニー:https://www.coffee-network.jp/products/detail.php?product_id=510

ウォッシュド :https://www.coffee-network.jp/products/detail.php?product_id=509

兼松/塘口