兼松でコロンビアの産地買い付け担当を務めている、江藤でございます。

今週、南部の新商品が販売開始となりましたので、ここで改めて、今後の予定をお伝え致します。

今年の5月より、日本に輸入されるコロンビア産コーヒー生豆はすべて、農薬成分「クロルピリホス」の検査を受け、基準値内合格を確認しなければ輸入通関ができないという状況となり、これは今も引き続いております。

現地最大手業者のFNCも原因究明や今後の改善に向けて対策を打とうとしておりますが、
広大で生産地域が点在しているコロンビアでは、コーヒーの生産に携わる農家は80万軒以上もあるため、全てにおいて同じ対策をとるのは難しく、問題はかなり長引きそうであるという見通しです。

ただ、統計が発表されている2017年1~9月末まで時点で、コロンビアからの生豆輸入量は、50,981トン。
2016年同時期が48,658トン。つまり、実際のところはこの問題があるとはいえ、輸入量に支障は出ていないという現状です。

そんな状況化、弊社の取り扱い商品も順調に入荷が進んでおり、これからの予定を以下のとおり更新致します。

<コロンビア北部>

①モンテシエラ農協 JAS有機・レインフォレストアライアンス認証

現在、2016/17クロップの扱いを継続して行っております。

このロットのあとは、現地でも収穫を迎えている2017/18クロップにて、継続取り扱い予定です。
こちらは、早くても来年4月ごろの入荷を見込んでおります。

単価は南部のモンターニャシリーズよりも高価でありながら、当社でも売れ行きの良い商品です。
これは、北部のカップが好まれているのか、あるいは認証に価値を見出していただいているのか、皆様のご使用意図なども口コミの際にお入れいただくと、大変参考になります。

<コロンビア中部>

②単一農園/メサデロスサントス JAS有機認証

現在、2016/17年クロップの扱いを継続して行っております。
このロットも例年よりは十分な在庫がございますため、おそらく次の新穀まで切らすことなく継続販売できる見通し。

次回は早くて来年4月~5月ごろ、2017/18クロップが入ってまいります。

③サンタンデール県/ハイコマーシャル系新商品

コロンビア最大手輸出業者であるFNCと連携し、彼らのコマーシャル系原料集荷のプログラムの中でも上位の原料選定基準に沿った商品を販売中。
コロンビア中部のよりバランスあるマイルドなカップをもつ商品と位置づけております。

<コロンビア南部>

④ウィラ県/モンターニャ・ネバダ

引き続きお客様からご好評をいただくようになったこちらの商品。

ロット選定もだいぶスムーズに進むようになり、ようやく常時在庫を準備できる体制に近づいて参りました。
これもひとえに継続的にご使用いただいている皆様のおかげであり、深く感謝いたします。

この商品の原料集荷拠点であるウィラ県はコロンビアでも最大生産量を誇る地域で、年間2回の収穫期(10~12月収穫のメイン、4~6月収穫のミタカ)を迎えます。
現在、通算4回目のロット(16/17ミタカクロップ序盤の集荷)を販売中。

そして、通算5回目となるさらなる後続ロット(16/17ミタカクロップ終盤の集荷)の準備も進んでおり、
それ以降は在庫状況に応じてにはなりますが、17/18メインクロップの新穀が、早くて3月~4月ごろ入荷となります。

⑤ナリーニョ県およびカウカ県/ハイコマーシャル系新商品

モンターニャネバダと同じ手法を用い、パートナーのBANEXPORT社と新たにナリーニョ県、カウカ県からモンターニャシリーズ最新商品を取り揃えました。
まだまだ実験段階で、ウィラ県とは違う新たな需要を発掘できるものか、あるいはそれほど違いがないというご評価になってしまうか、皆様の忌憚なきご評価を心待ちにしております。

この商品の継続性は、今回のロットの売れ行きやお客様からのご評価に応じて検討していきます。

以上、COFFEE NETWORKでのコロンビアの今後の取り扱い予定を更新致しました。

今後とも皆様のお役に立てる生豆原料づくり、供給体制確保に努めてまいります。

(兼松・江藤)