中南米担当の小林大輔です。 今回はコロンビアに行ってきました!

場所によっては危険であるため、行く場所を選ばなくてはいけない状況ではありますが、
今回はカリブ海に面する北部マグダレナ州のシエラネバダにある農協を訪問しました。

実は兼松として北部のコーヒーは6年前まで輸入していたのですが、それ以降途絶えてしまっていました。

159-photo01.jpg 今回は、ようやく買い付けを行うことが出来た、JAS・RAダブル認証のモンテシエラ農協のレポートをします!

40農園からなるこの農協組織は2011年開始の若い組織であり、それであるがゆえに品質向上に大変熱心です。

標高は1,000~1,650mのレンジにあり、総生産量は10,000袋という大組織です。

所属農園は最小でも8Haと、コロンビアの農園平均サイズの1.5Haを大幅に上回ります。

最寄りのサンタマルタにある空港を降りると、そこはすぐにビーチがあります。まるでリゾートです
気温は35度もありました。暑い!

ビーチはシエラネバダの麓にもあたるため、
一気に1,000m近く車で登って行きます。

温度の変化が激しいです!
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1,000mを超えてくると肌寒くなってきて、
更に霧が立ち込めてきました。

カリブ海から吹いてくる湿気を含んだ空気が、標高が高くなってくるにつれ、霧として現れてきているのです。

この時で17~18度まで下がっていました。
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農園の入り口につきました。

植生が非常に豊かで、ジャングルのようです。

霧の中にポツンと馬らしき動物が見えてきました。
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やっぱりいたのは馬でした。

農園主曰く「斜面が急で、道が細く、体力的にもきついから、全ての来訪者には馬に乗って農園を回ってもらっています」との事。

馬...初めて乗るのです...。
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今回付き添ってくれた輸出業者、Banexport社のJulianさんは乗馬には慣れたもので、後ろからノリノリで煽ってきます。

彼とは仕事以外では冗談ばかり言い合っている感じですが、このときは対応する余裕などひとかけらもありませんでした。

そうこうして馬の乗り方にも慣れてきたあたりで、コーヒーの木が見えてきました。
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霧とシェードに守られた木は非常に健康的でした。

また農園主曰く、「この環境だから、チェリーが非常にゆっくりと、じっくりと養分を吸い上げて成長していく。これはコーヒーにとって非常に良いことだ。また馬に乗っているから分かりづらいかもしれないが、土もフカフカなんだよ」と教えてくれました。
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この後、馬を降りて確認してみましたが、やわらかい土でした。
農業にはうってつけの土壌です。

※ちなみに写真は馬上から撮影しています。
 比較的ブレていない写真を厳選してお届けしています。

見えづらいですが、ホースドリップ(ホース状の灌漑設備、写真下部)も見られました。

ただ乾燥気味のシエラネバダ北部に対し、ここ西部は雨量も十分との事。

西部は乾燥の心配は、あまりないとの事でした。
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葉も非常に元気で、色つやが素晴らしいです。 159-photo09.jpg
遠目で撮影すると、本当にジャングルのよう。斜面も急ですね。 159-photo10.jpg
1,600m地点。
眺めも素晴らしく、写真をたくさん撮りたくなります。

こういう景色を見ると、頑張ろうという気持ちがふつふつと湧いてきます。
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農協に所属する比較的小規模な農園を訪問したのですが、ちゃんとウェットミルも保有しています。

昔ながらのミルです。
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ドライヤーと、引き出し式の木製パティオも備わっています。
天候により使い分けるそうです。
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また少しだけ離れたところに、農協の運営するパーチメントの買付所がありました。

これにより、農民への素早い支払いが可能になる事、及び、雨風をしのげる良き保管所として、上手く機能しているようです。
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最後にゲストハウスで、早めの夕食を御馳走してもらいました!

農園では貴重な地鶏を1人1羽分も使い、同地名物であるレーズンとココナッツミルクで炊いたライス(ゲテモノに聞こえますが、美味い!)、農園内で取れたジャガイモ、全てが本当においしかったし、彼らの気遣いに感動しました!
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今回は買い付け初年度のため少量からのスタートとなります。

彼らは品質向上のためにこれから新しいことも取り入れて行こうとする姿勢が随所に見られましたし、そのために消費国側(日本側)の意見もどんどん教えてほしい、という強烈な向上心が見られました。

こういったところとは今後も長い付き合いをしていき、お互いが良きパートナーとなれるよう努力したくなる、と強く感じた出張となりました。

モンテシエラ農協、近日入荷予定です!お楽しみに!