現在ブラジルコーヒー鑑定士を取得するべく、ブラジルサントスに来ております。
数回に分けて地球の裏側からご報告させて頂きます。

サントスは、日本から飛行機を乗り継いで25時間、サンパウロ空港から車で3時間の場所に位置しております。

南半球に位置し、本来ならば現在は冬にあたりますが、日中は28℃前後、夜は20℃前後、湿度は日本と比べて高くないため、非常に過ごしやすい気候となっております。ただ夏は40℃前後になるそうです。

サントスは現役引退後の高齢者が多く住んでおります。他のブラジルの町と比べて治安がよく、気候も過ごし易いため、好まれているそうです。

サントスの町は半島になっており、コーヒー豆やオレンジを輸出する港がある側と、ホテルや別荘が立ち並ぶビーチ側とに分かれております。

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(北側の港側)
(南側のビーチ側)

今回お世話になっております商工会議所は港側に位置しており、こちら側がサントス経済の中心になっているようです。

商工会議所がある場所は、セントロと呼ばれる旧市街の「15 de Novembro」(ポルトガル語で11月5日)という通り沿いにあります。このセントロには多くのコーヒー輸出業者、日系事務所などがあり、またコヘトールと呼ばれるブローカーがコーヒーサンプルの入った丸い缶を持って、輸出業者を訪れている風景が良く見られます。
この場所は世界のコーヒーの中心のようになっています。

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(商工会議所)
(15 de Novembro通り)


セントロはヨーロッパの中世を彷彿させるような町並みです。地面は全て石畳、外観は重厚石造りです。

商工会議所も他に負けないほど重厚な作りになっており、外観だけでなく、内装も天井にはシャンデリア、ステンドグラスなど、素晴らしい造りとなっております。

勿論、コーヒーを学ぶ上で申し分ない設備がそろっており、毎日こちらで学んでおります。

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(教室の中)

講義の内容ですが、毎日2部構成になっており、座学とカップを行います。
コーヒーの歴史から、コーヒー生産方法、収穫方法、精選方法、etc・・、コーヒー全体に及びます。
この講義で一番良いことは、実際に見て、触れられるということです。

047-photo06.jpg(実際に脱穀機で脱穀)

047-photo07.jpg(ニュートン先生:実際にコーヒーチェリーを使っての実験)

047-photo08.jpg(カップ風景)

COCOの状態から、実際に脱穀(脱穀することをポルトガル語でBeneficiamento)をすると、実際何キロになるかという実験を行いました。

実験の結果COCO450gに対して195gしかコーヒー豆は取れず、歩留まり約40%となり、実際の麻袋で計算すると、40kg(cocoは軽いため、麻袋に満タン入れても40kgにしかならないとのこと)が17,33kgのコーヒー豆しかとれないとのことです。(平均18kg)
コーヒー豆一粒一粒のありがたみを痛感した実験でした。

カップ実習は毎日行なわれており、今週は判別することはなく、各受講者が感じたことを紙に書くという授業でした。

リオとモジアナ、セラードとロブスタといった組み合わせで行なわれており、日本で日々カップを行なっている受講者には分かりやすいものでした。


次回も宜しくお願い致します。

P.S. 047-photo09.jpgマク●●ルドのコーヒーとサントス市内のカフェのコーヒーを飲み比べました。

日本ではマク●●ルドのコーヒーはおいしくなったと言われていますが、ブラジルのコーヒーはお世辞にもおいしいとは言えません。

ボディもなく、苦味だけが残ります。価格は安く、このサイズで¥100です。

ブラジルではコーヒーに砂糖を大量に入れて飲むそうです。
今回も砂糖を24gも渡されました。さすがに全部は入れておりません。

047-photo10.jpg一方カフェは酸味、ボディ共にあり、おいしいです。 また価格も安く、ホイップクリームがついても¥150です。