コーヒー鑑定士出張の第6回目レポートをお届けいたします。

鑑定士研修が終わり、現在弊社取り扱い農園の一つ、ダテーラ農園に来ております。
この農園は約20年と歴史が浅い分、固定概念にとらわれない営農をしております。
またコーヒーは品種ごと、そして細かく分かれた区画ごとに栽培収穫され、4つもの鑑定士資格を有するCupperによって収穫時期、精選工程、ブレンド決め等が行われていきます。

また各工程でしっかりと記録がつけられるため、トレーサビリティも確立しています。
どのコーヒーがどういった経路を辿って輸出に至るかを記録するのはもちろんの事、例えば農薬に関し、出入りする業者が登録制、かつ業者の農園内のどこで何をしたか、といった行動まで全て記録されるとのこと。
なお、現在この農園では収穫真っ只中ですが、品質は上々とのこと。
日本入荷まではまだ時間がかかりそうですが、是非ご期待ください。

以下にて前回と同様、今回も写真にてサステイナビリティや福祉といった観点も交えてレポートしたいと思います。

<ダテーラ農園> 020-photo18.jpg取得資格一覧農園内のオフィス前にある看板です。 優れた営農方法をとっている故、このように多くの認証を取得することが出来ていると言って良いでしょう。 小生の研修ぶりをチェックしに日本から飛んできた、我がコーヒーチーム・リーダーの鈴木を中央に置いてパチリ。

<労働者教育> 020-photo19.jpg収穫は重労働であるため、収穫期には臨時労働者を雇う必要があります。 ここの教室ではそれぞれの労働者に、農園の基準や行動規範等をしっかりと教えています。

<苗の育成> 020-photo20.jpg外部から苗を調達する農家も多い中で、ここでは適度に日光を抑えてある場所で、しっかりと、愛情たっぷりに育てています。 約7ヵ月後にこの苗たちは、農園に植え替えられます。

<農園風景> 020-photo27.jpg美しい農園と感じました。 木々の間にある雑草は、決して無駄ではなく、地中の深いところから栄養分を吸い上げてコーヒーの木にも分け与える、という役割があります。 右上の方に見えるのは植え替えられた苗木です。 約3年後に美味しいコーヒーが実るのを期待しています。

<オーガニック肥料> 020-photo21.jpg精選工程で出たチェリーの剥いた皮や、収穫時に木から落ちた葉などを集め、オーガニック肥料を作っています。 極力無駄にするものが無いように配慮されています。

<乾燥実験> 020-photo26.jpgアフリカンベットにて試験的に乾燥をしています。 これは一例にすぎませんが、この農園が品質向上のため、常に研究を続けているさまがうかがい知れます。

<パティオ> 020-photo28.jpg広大なパティオです。 写真のフレームに入りきりませんでした。 それぞれ収穫した区画ごとに、しっかりと分けて乾燥しているのが確認できます。

<幼稚園> 020-photo25.jpg農園内に幼稚園がありました。 労働者の子供を預かるようです。 これでこころおきなく収穫に励めるというものです。

<木製のおもちゃ> 020-photo23.jpg農園内で不要になった木を集めておもちゃも作っています。 自然にも優しい、子供たちも喜ぶ、という点で非の打ち所がありません。

<サッカー> 020-photo30.jpg さらに農園内にはサッカー場もありました。 写真は日本の某有名プレイヤー(!?)が子供たちとサッカーをしている姿です。 産地訪問時にはこういったコミュニケーションも欠かせません。

<滝> 020-photo24.jpg農園内に滝があります。 なかなかこういった風景は農園内ではみることができません。もちろん水量が減ってしまわないように、この滝の水を農園に使うことはありません。 しかし崖のぎりぎりのところで写真を撮ったため、かなり怖い思いをしました。

<トレッキング> 020-photo29.jpg同じ日にもう一つの滝見学にもいきました。 当然、ここは観光地ではないので滝に行くまでの道もしっかりとしているわけではありませんでした。 滝を見に行くのも命がけ!?

<番外編> 020-photo25.jpg私事ながら小生、この農園で誕生日を迎えました。 これからも良いコーヒーを皆様にお届けし続けるため頑張ろうという思いを深めました。 写真はバースデイケーキを、ダテーラ農園専属Cupperのカルロス氏とカットしている様子です。 農園の方々の暖かさを感じました。