コーヒー鑑定士養成講座の第2回目レポートをお届けいたします。

Boa tarde!!(こんにちは)
先週に引き続き、ブラジル・サントスより鑑定士コースのレポートを致します。
年間に3回行われる同コースのうち、今回(今年2回目にあたります)は参加者のほぼ全員が日本人です。
前回はほぼ全員がブラジル人だったようです。

先週はブラジルのTV局(最大手)が取材に来ており、ブラジル国内でも注目されているコースであることに間違いはないようです。
コースではまず最初に会場である、サントス商工会議所の最上階にてcafezinhoという、小さいカップに入ったエスプレッソに砂糖をたっぷり入れたものを飲みながら、雑談をするところから始まります。(これがまた癖になるおいしさです!!)

そして授業開始時間を少し過ぎたころに、勉強の開始。今週はコーヒーの歴史、植物学、営農方法を学びました。

またブラジルは今年、収穫の表年にあたりますが、各生産地域の収穫予想についての説明もありました。
データは政府機関であるCONABによるものです。見積もりは年に5回更新されますが、今回が2回目となります。データは最少見積もりとなっており、実際は10~15%上ぶれるとのこと。
ただ今年は雨が比較的少なかったこともあって、green beanが入っていない、実の部分のみのチェリーも少なからず見られるらしいので、あくまで参考としてデータをご参照ください。
ちなみに日本にはブラジル産のロブスタはほとんど入ってきません。

■第2回2006/2007クロップ収穫見積もり

2005/2006クロップ2006/2007クロップ前年比増減
アラビカロブスタ合計アラビカロブスタ合計
 ミナスジェライス15189301521920069302009932.1%
 スピリット・サント2056601480702167650186687.4%
 サンパウロ3223-32234407-440736.7%
 パラナ1435-14352230-223055.4%
 バイア140740518121691498218920.8%
 ロンドニア-17721772-182618263.0%
 マト・グロッソ4027031039239278-10.3%
 パラ-330330-289289-12.4%
 リオデジャネイロ288102982559264-11.4%
 その他180295475156212368-22.5%
合 計238189126329443101496044061823.3%

※参照:CONAB ※単位:1,000袋

そして座学の勉強が終わると、次はカップをすることになります。鑑定士資格を有する講師のアドバイスの下、参加者も一体となり、ああでもないこうでもない、という討論が始まります。

先週は小手調べとばかりに5種類のカップ(リオ臭・ロブスタ・モジアナ産・南ミナスジェライス産・モジアナ産のパルプトナチュラル)をブラインドにて判別するというものをやりました。
それぞれ3組5カップずつのサンプルが用意され、3グループに分かれての実習でしたが、進んだ所はモジアナ産に1カップだけスプーン一杯のリオを混ぜて判別する、なんてことをやっていました。ただ参加者の皆さんは日本でもしっかり経験を積まれてきた方ばかりなので、このテストは簡単だったようです。小生も負けてはいられません。

こういった形で授業は進んでいきます。そしてやはり最後にはcafezinhoを飲みながらスタッフの方々とお話をします。彼らの言葉はポルトガル語のため、意思疎通をするには時間がかかりますが、必然的に語学の勉強にもなります。
早く流暢に喋れるようになりたいものです。