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■歴史
1857年、Pozuzo Port MayroルートはBald Vicente神父により開拓された。Palcazu川とChuchurras川の間を縫って進み、ついにはIzcozacinに到着した。
Ramon Castilla政権の時代、広大な森林地帯を国家経済に組み込もうという植民計画が立ち上がった。これにより、1859年7月25日、初めての入植グループがPozuzo渓谷に到着することとなった。彼らはドイツのTyrol地方やPrussia地方出身者達であった。これらの入植者がOxapampaとVilla Ricaの繁栄をもたらすこととなる。またこうした背景から、Pozuzoの人々には、毎年7月25日〜31日の期間を入植祭として祝う風習がある。

1890年代、政府はPichis de San Luis de ShuaroからBermudez港へと通ずるルートの道路建設を奨励した。
1891年の8月、ドイツ人移民の子孫で1857年首都Lima生まれのEnrique Bottger TreuによりOxapampaは発見された。
1892年、イキト市と相互連結させるため、Pichis川の河川運行サービスが開始された。

また1925年には、1882年11月ドイツのKoeningberg生まれである移民Leopoldo Krausse KilattによりVilla Rica地域が発見された。
Villa Ricaは、Pasco県のOxapampa郡内にある一地域であり、標高はおよそ1450m。「空を写す川」の意味を持つEntas川の流域にあり、ペルー国内で最大のスペシャリティーコーヒー産地である。

1936年、チャンチャマヨ渓谷内に位置するVilla Ricaでは、最初のアラビカ種がドイツ人農家及び原住民族の手により栽培が開始された。水洗式精選方法は、チャンチャマヨ地域に入植したイギリス人、イタリア人、ドイツ人、フランス人らの手によりもたらされ、模倣され伝播していった。またこれら入植者は、労働力確保の観点から同地域に住む原住民族と共同で作業する必要があった。これが、ペルー独特のの移民と原住民族との共同コミュニティーを育む契機となった。

■品質
ペルーのコーヒー産地は、大別すると次のように分けられる。
Chanchamayo, Villa Rica, Piura, Rodriguez de Mendoza, Jaen, Quillabamba, Valle del Rio Apurimac, Cuenca del Zana, San Juan del Oro, Lamas and Tingo Maria.等である。
ペルー産コーヒーには傑出した特徴があり、南米アンデス山岳地帯から広大なアマゾン流域の熱帯湿潤生態系に属する高地にて栽培されている。ペルー産コーヒーは主に高い酸味とバランスの良いフレーバーとでカップ品質が特徴づけられている。品種はティピカ種が全体の半分程度において栽培されている。ペルー各産地の小気候と標高に程良くマッチしており、またこの品種こそが他の生産国とペルーとの違いを際だたせる重要な要素であることを長い年月をかけてペルーのコーヒー農家達が証明してきた。

COFFEE VARIETIES(%)
Caturra 38
Typica 50
Bourbon 5
Catimor 5
Others 2

ペルー産コーヒーはアラビカ種であり、際だったアロマ・フレーバー・及び酸味を有している。昨今のグローバリゼーションの流れを受け、ペルーの一部コーヒー農家達は、有機栽培や単一エステート、品種を絞ったグルメタイプ等、スペシャリティコーヒーへ特化していこうという動きを進めている。APECAFE(ペルースペシャリティーコーヒー協会)、PROMPEX(ペルー輸出促進委員会)、ペルー農務省らは共同でSCAA、SCAE、SCAJ、Max Havelaar、Transfair等の消費国・輸入国サイドの団体への啓蒙を行っている。

文:Edualdo Botto (E.B. Trade S.A.C.)
注:E.B. Tradeはペルーの特産品を日本マーケット向けに紹介することを目的とし、兼松(株)の戦略的パートナーとして設立された。取扱品目は、コーヒー生豆、大豆、ジャイアントコーン、LIMAビーン等。コーヒーに関しては、ここ数年チャンチャマヨ地域のスペシャリティーを兼松(株)経由日本マーケット向けに販売してきた。最近ではVilla Rica地域のコーヒーをペルー産の最高級コーヒーとしての位置づけにて販売することに成功。絶えず日本マーケットのニーズを追いかけ、最適なソリューションを提供し続けている。