クロップ状況

結論かなり良好。今年のブラジルは表年にあたり通常で収穫量は多い。これに加えて天候が年間を通して安定しアラビカ種、コニロン種で6,000万袋ほどの予想。
4月から若干の降雨が予想されていたが、それもなく非常に乾燥した天候が続いた。これにより量だけでなく、品質に関しても良好な環境であった。

しかし、来年の19/20クロップついてはかなり危惧されている。来年は裏年にあたり通常でも少ない。今年はかなり生産量が多いため、木の養分がチェリーに取られ木が疲弊している模様。
更に4-5月の乾燥も土壌の水分を奪っており、6-9月も通常通り乾季であることを受けると、6か月間ほとんど雨が無い状態となっている。
乾燥は今年のクロップへの品質に好影響を与えるものの、来年の出来には悪い影響を与えている。土壌はかなり乾ききっており、チェリーの負荷に辛うじて耐えている状態ではないかと考えられる。
ただしこれはアラビカに限った話でコニロンの栽培エリアでは既に降雨がある模様で18/19よりも19/20の方がいいのではないかという見立てもある。

MOGIANA・・・他の地域と比較しても良い品質&数量である。

CERRADO・・・数量、品質ともに良い。ただし、一部の農園でビッショ・ミネイロ(葉に入り込む害虫)の被害が報告されている。

SOUTH OF MINAS・・・MOGIANA、CERRADOとは異なり、16/17クロップで剪定をかなり行ったため、若干減るのではないかという見立て。

ZONA DA MATA・・・・昨年同様数量の見込み。

CONILLON・・・メイン産地であるEspirito SantoとBahiaは、昨年の不作からかなり回復している。

葉1.png 葉2.png
セラードでビショ・ミネイロ(害虫)問題が発生している。事前対策の有無で被害様子は異なっている。防除対策としては、畑に通常存在する天敵を使用。この場合、補足虫で70%、寄生虫で20%コントロール可能。他は害虫駆除剤を葉の部分に噴霧する。ただし農薬の過度な使用はよくないらしい。