今週は、去る4月20~22日にアメリカ・シアトルで行われたSCAA展示会について簡単にご報告いたします。この世界最大のコーヒー関係展示会も、今年で30回目。30年前というと、実に1988年。日本でスペシャルティやサステイナブルといった概念が伝わり始めたのは2000年初頭あたりからだと思っておりましたが、米国でのその歴史性に、改めて敬意を表したいところです。

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 今年の開催都市は、昨年に続き、ワシントン州シアトル。2018年実績は未発表ですが、昨2017年開催の来場登録数は、出展者3,390名+来場者10,267名。出展者を除く来場者は、米国籍が56.5%、米国籍以外が43.5%。半数近くが海外からの訪問者ということで、その国際性の豊かさにも目を見張ります。

今年も大筋では出展者そのものに代わり映えはないものの、唯一、昨年までSCAA自体のメインスポンサーも務め、大々的なブース出展も行って来た米STARBUCKS社が完全に消えていたのはやや驚きです。その背景真相を詳しく知る人は、展示会で会った限りでは誰もおらず、SCAAとの仲たがいも微妙に噂されているとか。

 詳細をつぶさに見ていくと、焙煎機や抽出機器などは新たなサイズ、新たなデザインなどがいろいろと出てきており、包材、パッキング機器など、またカフェ店舗関連グッズを扱う卸売り系企業も隆盛。ただ、どこに差別化ポイントがあるのかまではやや不明で、来場者数自体も、居合わせた人々の印象では、前年比減ではという話。

 2年前から目につくようになった、コーヒーのマイクロロースターとビールのマイクロブリュワリーのコラボレーションスペースは今年もあり。ただ、前年比で大幅にラインナップが減少しており、人の入りもまばら。実際のコーヒー店においてコーヒーとビールをブレンドしたメニューはなく、イベントでのパフォーマンスレベルのまま、この流れは終焉に向かうのかもしれません。

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昨年あたりから個人的に注目しているのは、1941年創業の業務用ドリップマシーン製造者のCurtis社が、旬なスペシャルティ系マイクロロースターの豆を使った試飲ブース。ここで掲げられていたロースターは、既に知名度を確立しているところもあれば、アメリカの地方都市から勃興しつつある新興ロースターもちらほら。最新情報として懐にしまっておいて良さそうです。カリフォルニアのTemple 、Verve、Klatchあたりはこのブースの常連ですが、中にはアリゾナ州のOnyxや、アラバマ州のSeedsなどは新顔です。

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最後に、4月に実施したキャンペーンについてのご連絡です。春満開キャンペーンでは多くのお客様より、ダテーラ農園Full Bloomを含むオーダーをいただき、誠にありがとうございます。抽選で10名の方にプレゼントするSCAAのお土産は、以下の写真にあるポスターのいずれかとなります。当選された方には追ってご連絡が行きます が、あいにくポスターの指定は出来兼ねますので、何が届くか、到着を心待ちにしていただければと思います。

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今後ともCOFFEE NETWORKをご愛顧くださいますよう、お願い致します。

(兼松・江藤)