今週は、収穫序盤を迎えつつあるジャマイカ・ブルーマウンテンについて、近況報告いたします。

【産地状況】

2015 / 16クロップはすでに収穫もすべて完了し、現地輸出業者団体からの発表では、ブルーマウンテンコーヒーの総生産量は257,450boxとなった模様。

これは、輸出可能数量換算で、おおよそ650~700トン程度の数字です。供給難のピークであった前年2014 / 15クロップから、実に35%近い生産増となります。

ただ、悪い話は続くもので、クロップ終盤の貨物出荷がさしせまった9月中旬、ジャマイカを襲った大雨で街中が冠水するほどの被害があり、

輸出直前貨物を一括保管管理するコーヒー産業公社の倉庫も水浸しとなった結果、70トン程度の輸出前貨物がダメージを受けたとの話があります。

その後、日本でもハイチを襲ったということでニュースにもなったハリケーン"マシュー"も、一時期ジャマイカに直撃する恐れがあったのですが、

幸いなことに逸れ、多少暴風雨が産地にかかった程度、との情報です。

2016 / 17クロップの収穫序盤である現在、輸出業者団体からは、前年よりさらに10%弱の増加となる275,000boxの収穫を見込むという声もあれば、

実は15 / 16クロップの生育不良・収穫遅れが16 / 17クロップの育成遅れにつながっており、生産は前年同等か多少減る可能性もあるという声も聞こえます。

まだ収穫本格化するまでは量・質ともに状況は見極め切れませんが、少なくとも、あまりの高値が続いたことによる需要減退という危機意識は、

日本側、ジャマイカ側双方にとっても共有できておりますので、今以上の価格になる可能性や、またしても供給不安に一気に落ち込むという可能性は、

ほぼないものと見込んでおります。

以下、現時点までに判明している、サイズ分布の様子。

当社が輸入した貨物における実績数字ですので、ジャマイカ全体での数字というわけではないこと、ご了承願います。

クロップ年

2012/13

2013/14

2014/15

2015/16

No.1

26.9%

33.5%

28.3%

26.9%

ピーベリー

10.1%

7.1%

5.5%

9.1%

Select

45.2%

42.3%

44.0%

43.9%

17.8%

17.1%

22.3%

20.1%

【COFFEE NETWORKでの取り扱い予定】

供給不足が続いていたときから少量ながらも継続的に販売を行ってきた当社としては、引き続きNo.1の販売は継続させていきます。

在庫回転の関係上、ロットの切り替えごとに出荷元の産地側工場名がStoneleigh Factoryになったり、BM Coffee Processorsになったり、

またその切り替えのタイミングで一時的にウェブサイト上で在庫なしという場合が起こったりもしますが、ここ半年程度の販売ペースから考慮しますと、

少なくとも2017年春ごろまでにまったく供給がゼロになってしまうという可能性は、100%ございません。

そして2017年春以降は、徐々に16 / 17クロップへの切り替えも進んでくるものと思いますが、このあたりのタイミングで、価格も現在の水準より

10%程度下げられるものと見込んでおります。

少なくとも、2018年前半ごろまでの向こう1年半程度、これ以上は価格を上げないこと、供給は絶対にきらさないこと、

この2点をCOFEE NETWORKの使命としてお客様にお約束いたします。

どうか皆様にご安心いただければと、切に願っております。

江藤