出張帰りの江藤です。
16/17クロップ収穫真っ只中のブラジル、
15/16ミタカクロップ終盤のコロンビア、
などを回って参りました。

兼松がコーヒーを扱う際の指針として、新興・マイナー産地の開発と、既存・メジャー産地の掘り起こしの、2つの方向性があります。
前者は、日本への輸入量が少ないマイナー産地において新たな農園やパートナーを探求することです。
後者は、誰もが知っている産地だけれど、長い年月をかけて少しずつ陳腐化してきた現状に新たな活路を見出しうるかを模索することです。

その後者に入る産地であるコロンビアを昨年から担当するようになり、今回で2回目の産地出張となりましたので、少し、詳しくお話します。

最大手輸出業者でもあるFNCが、グァテマラのANACAFEと同じように、コロンビア内の主要生産エリアの個別の特性にクローズアップし、
それら個別地域でのブランド価値向上、生産者教育、出荷量増加を狙った活動をしています。

弊社も、2011年、2012年のSCAJでコロンビア南部地域に強いBANEXPORT社という輸出業者をフィーチャーした展示ブースを持ち、
ウィラ県、カウカ県、ナリーニョ県という南部主要生産県の商品を扱って来ました。

南部のコーヒーは個性も強くてなかなかブレンドには使いづらいという方々は、北部のマグダレナ県や、中部のサンタンデール県、
アンティオキア県のよりマイルドなカップを好むように見受けられます。
一方、中米マイルドとの比較においてよりコロンビアに強さを求める方々は、南部がやはり人気であるように感じられます。

そんな中にあって兼松が着手を試みているのは、生産農家を絞り込んだり、マイクロロットを極めるような商品ではなく、
安心価格・安定供給でいつでもみなさんにお使いいただけるようなハイ・コマーシャル商品です。

現在COFFEE NETWORKでも販売している、コロンビア・エクセルソです。
その作りこみにおいてちょっとしたエッセンスをいくつかちりばめたもので、
市中に出回っているほかのエクセルソUGQあたりとの違いが、使っていくに
従ってジワジワと感じていただけるような、そんな商品になっております。

今回の出張では、現在販売している商品の足りていない部分をどう補い、そしてより安定した品質を得るためには
どうすればよいかという細かな打ち合わせをして参りました。

現在販売しているエクセルソが終了したら、アップグレードバージョンとなる別ロットの販売に以降し、
今後それを安定販売していくような方向性でございます。

「この前の限定品のコロンビア、ちょっと高かったけどおいしかったのでまた買いに来たの、え?もう終わっちゃったんだ、もう1個買っておけばよかった」
なんていう、継続的なファンをつかみ損ねた経験は、きっと皆様にもおありと思います。

そうではなく、
「おたくのブレンド、なんだかちょっとおいしくなった?え?コロンビアを変えたの?へえ、なんだかすごく味がしっかりして、何度でも飲めちゃう」
なんていう、リピーターを確実にお店に呼び込むための、そんな商品作りのお手伝いが出来ればと願っております。