今週月曜日、火曜日とミナスジェライス州に出張し、干ばつに見舞われたフィールドを調査して参りましたので速報します。

いまサンパウロ州及びミナスジェライス州が見舞われている乾燥気候は、雨季まっただ中に訪れたという意味で40年来の事象であり、それが農作物に与える影響については誰も想定できません。

以下、写真で実際の状況をお伝えしていきます。
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土は、多少は乾燥しているように見えますが、掘るとまだ保湿感はあります。
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遠景で見ると一見青々としている農園風景(左写真)ですが・・・
拡大してみると黄色く変色した乾燥被害が見えて来ます。(右写真)
148-photo05.jpg 同じ農園内でもリスク分散の為に植えたカトゥアイ種(手前)は大きく乾燥しています。

(もっともこの区画は昨年よく採れて木が疲弊しているという背景もあります。) 

下の遠景はムンド・ノーボ種。
148-photo06.jpg 全体の2~3%の割合のイメージで、このように焼けた豆が出現しています。
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エクステンション部の伸びが少なく、14/15cropへの準備が十分でない状態になっています。
148-photo09.jpg 肥料を撒いても液化せず、土中に浸透していきにくくなっています。
148-photo10.jpg 通常はもう少し実が鈴なりに付くはずですが。

コーヒーの木や土壌の外観からは、さほど乾燥した様子には見えませんが、粒の生育は例年と比べて遅く、かつ15/16cropの枝の準備にも影響しています。
現在コーヒー相場は荒れていますが、これはややパニック性をもって受け止められているように感じます。
実際は、割と葉も青々としていますし、小さいですが実は付いています。

ただ、今後の成り行き次第では、誰も予想がつかない40年来の乾燥気候のさらに未踏の境地へと踏み込むことになる為、一段の狼狽が誘われる可能性も否定できないかと思われ、引き続き注視が必要です。