先日のブラジル出張帰りに、NYに立ち寄り最新のCaféを調査して参りました。

今回の目的は「コールドブリュー」です。日本ではかなり盛り上がっておりますが、海外ではどうか確認して参りました。結論としては、非常に盛り上がっております。視察した9軒のCafé全てでコールドブリューが提供されていました。

NYのコールドブリューの抽出方法は2つあります。1つは12~24時間コーヒー豆を水に漬けて抽出する漬け置きタイプと日本でおなじみの点滴のようにゆっくり抽出するタイプの2つです。一個目の漬け置きタイプはToddyという機械で抽出されているそうです(例外もあります)。店では「Toddy」という名前で売られている場合もあります。点滴スタイルは、なんと「Kyoto-style」と呼ばれています。まさにコーヒー文化を逆輸入した形となっております。

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左:漬け置きタイプのToddy 右:点滴タイプのKyoto-Style

訪問しましたお店からいくつかご紹介させて頂きます。

=ブルックリンエリア=

Devocion

ブルックリンのBedford Av駅から歩いて15分ほどにあるCaféです。焙煎機をCaféに併設しており、実際に焙煎しているのを見ることが出来ます。天井はガラスになっているため日差しが入って非常に明るく、居心地がいい店内です。壁には産地の写真がたくさん飾ってありかなりオシャレな内装です。肝心のコールドブリューは2種類置いてあります。12時間ほど漬けておくスタイルの"Toddy"と、点滴スタイルの"Kyoto"の2種類が選べます。Toddyは4ドル、Kyoto-styleは4.5ドルと若干Kyotoの方が高いです。他のコーヒーメニューやフードも充実しています。

豆にも強いこだわりを持っており、使用している産地は全てコロンビア産となっております。理由を尋ねたら「1番おいしいから」至極当然な回答が返ってきました。Tolima、Huilaなどの豆を使用しています。このCaféはコロンビアのボゴタにも支店があります。

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=Midtown エリア=

Stump town

言わずと知れたthird wave coffee の重鎮的なお店です。エチオピアやコロンビア、グアテマラなどのシングルコーヒーを数多く扱っています。メインのエスプレッソ系の商品に加え、自社ブランドを印刷した紙パックのコーヒー牛乳や缶コーヒーの商品も数多く扱っていました。紙パックのコーヒー牛乳は4.5ドルとかなり高めです。店舗限定、数量限定のためこの価格だとは思いますが、それでも高いです。コールドブリューにも力を入れている様子でした。店内はかなり賑わっており、地元向けというよりは観光客がメインといった様子でした。

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=Lower Manhattanエリア=

Caffe Reggio

NY大学近くの老舗Café。イタリアの伝統的なCaféスタイルをそのまま残したような古き良き店です。雰囲気だけでなく、ブレンドでも古きイタリアを感じさせるようなブレンドとなっております。この店のエスプレッソは今でも「ロブ」を使用しています。ロブ独特の麦茶のような味が前面にするのかと思いきや、一切そのようなことはなく、ロブが心地よいコクを作り出し非常に美味しいです。今流行りの酸味の強いエスプレッソとは正反対の、マウスフィールの良いエスプレッソです。アイス系のメニューもあり、アイスカプチーノなどで提供されていました。メインは通常のカプチーノだそうです。

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最後に、NYのCaféはMidtown ~Lower Manhattan、Brooklynのエリアに集中しているため、視察は徒歩と地下鉄が1番便利です。タクシーはなかなか捕まらないため不便であり、NYは駐車場がないためレンタカーは不向きです。駐車違反の取締りが厳しいですので、路上駐車も難しいです。徒歩での視察をお勧め致します。

以上、野口