アメリカのカフェ市場と言えば、いわゆる3rd Waveと言われる Intelligentsia や Stumptown などが代表格となりつつあり、シアトル、シカゴ、ロサンゼルスあたりが有名ですが、バリスタや輸出業者からヒアリングしたところ、最近はサンフランシスコも充実しているという事で、さっそく訪問してきました!

【Sightglass】
114-photo02.jpg ブレンド内容はホンジュラス、ケニアがメイン。
ナチュラル系コーヒー(ブラジルなど)は無し。
アフリカ、中米、コロンビア、インドネシアの農園・農協豆を各種取り揃えており、こだわりを非常に強く感じました。

自社焙煎豆使用。
1階にプロバット焙煎機、及び数袋の麻袋あり。

エスプレッソ$3、マキアート$3.25、カプチーノ$3.5、ラテ$4.5、ブレンド$2。La Marzocco を使用。

中2階席があり、2階はオフィス。
エスプレッソは明るい酸味があるものの、ボディもしっかり強さを持っているため、適度なバランスの上で甘みも味わうことができました。

今回訪問した中で、カップは飛び抜けてよかったです。

Market Street 南のさびれた感じの地区で、結構強く雨が降っていましたが、客は常に列をなしており、途切れることがありませんでした。
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【Marvelous】
114-photo08.jpg 3rd Waveの代表格であるStumptown の豆を使用。
焙煎が難しいためナチュラルの多いブラジルは使いません。

季節により各ロースターの豆を使用。
今回は Intelligentsia と 49 を販売中。

マシンは改造したLa Marzocco を使用、名前はMusashi4。

エスプレッソ・アメリカーノ各$2.5、サイフォン$14、KYOTO(水出し)$4、ケメックス$10、フレンチプレス$8。

先日行ってきたコロンビアでは水出しを KYOTO と呼んでいましたがここでも同じでした。
しかし、エスプレッソ以外は慣れていないのか、味がいまいち良くありませんでした。

Sightglass 同様、豆にはこだわりが感じられるラインナップだっただけに、残念です。

エスプレッソは酸味が低く仕上げられており、イタリア的でした。
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【Blue Bottle】
マシンはLa Marzocco を使用、自分たちで豆を焙煎しています。
エスプレッソ$2.5、マキアート$3.25、カプチーノ$3.75、ドリップ$2.75。
地域内に8店舗あり、今回訪問した中では最大規模。
114-photo11.jpg 114-photo12.jpg 「3アフリカ」というブレンドをドリップで飲みましたが、モカフレーバーが強く出ていました。

しかしながら、ブレンド内容はシダモ、イルガチェフェ、東ティモールの3種類という事で、名前に偽りありの商品でした。

ここはテイクアウトの店でしたが、やはり客足は途絶えませんでした。

【Ritual Coffee】
114-photo13.jpg マシンは Sunesso で、自社焙煎豆使用。

毎週金曜日には消費者向けカップ会を実施しています。

エスプレッソ$2.75、マキアート$3、カプチーノ$3.5、ドリップ$3-5(種類による)、Teaメニューもあり。
【Café La Vie】

Mr. Espresso の焙煎豆を使用。
Mr. Espresso Faema というマシンを使用。

カウンターで犬の預かりサービスがあります。

エスプレッソ$1.8、カプチーノ・ラッテともに$2.6、ドリップ$1.6
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【Mercury Café】
114-photo17.jpg 114-photo18.jpg De La Paz の焙煎豆使用。

マシンはLa Marzocco を使用。

エスプレッソ$2.5、ラッテ$3.75、ケメックス$2.75 

<所感>
Sightglass や Marvelous など、エスプレッソやラテに関しては、どの店も一定以上のレベルを保持しており、人気があるのも頷けると感じました。

使用豆は中米やアフリカの産地・農園指定ものをメインとしたウォッシュが大半を占めており、ナチュラル、特にブラジル産は敬遠されているのが印象的でした。
また、ロブスタはどの店でも見かけることはありませんでした。

エスプレッソマシンは La Marzocco がやはり強いという印象。
しかし、先進的であるがゆえに始めているドリップやサイフォン等は、まだまだ日本の技術には及ばず、味も頂けないものが多かったです。
各種器具はUCC、ハリオがメインの納入業者。

訪れる客層は老若男女入り混じっており、この点は他の米国有名カフェ地域と同じでした。
また、2nd wave とも呼ばれる Starbucksは、客の入りが比較的少なく、時代の移り変わりを感じました。