100-photo01.jpg アメリカ特派員たちがお送りするアメリカ食べ歩きの旅。
今回は、中西部シカゴからお届けします。
シカゴといえば、ボリューム満点のステーキや、スタッフド・ピザ、ホットドックなどが有名ですが、ご存知、NBA 「Chikago Bulls」からも想像できるように、もともと畜産業が盛んなため、基本的には肉、肉、肉・・の土地柄。

今回シカゴからご紹介するのは、「Coopes's Hawk Winery & Restrant」。
シカゴ近郊を中心に、インディアナ、ウィスコンシンと計8店舗を展開するレストランチェーンです。

最近では、ワイン新興地域として米国産の評価も高まり、Napa Valleyの有名ワイナリーが作るものとなるとウン万円するものも出回っていますが、このCoopes's Hawkでは、いわゆるテーブルワインに特化、低価格でワインを提供することをウリとし、他のワイン・レストランとは一線を画しています。

西海岸やウィスコンシン州などの提携ブドウ農園で栽培されたものを、自社の醸造所で一括してワインに製造し、Coopes's Hawkブランドのワインとして各店舗で販売しています。

シャルドネ、カルベネ、ピノノワールは、レギュラーとLuxの2種類が用意されていますが、それ以外は、基本的に各品種1種類に絞って提供しています。(ブドウ園は不特定。)
Luxで$37.99~47.99/ボトルですが、基本的に$20.99~27.99/ボトルと、お手頃な価格設定。

我々調査隊が向かったのは、Arlington Heights店。
通い慣れた和風居酒屋とは異なる<Winery & Restrant>という看板に敷居の高さを感じつつも、「シカゴならではの店舗を調査し、ご紹介する!」という使命のもと、意を決しての入店。

100-photo02.jpg 店舗に入ると、まずこのレストランの特徴でもある自称Napa Styleのテイスティングルーム&ギフトショップがお出迎え。

主に品種ごとにボトリングされたワインの中から、好きなものをテイスティングし、気に入ったものはテーブルについてから愉しむも良し、お土産として購入するも良し。
(お土産の方が店内で飲むより割安。$12.99~。)
ボトルのサイズも様々で、ハーフボトルから、全米屈指の肥満都市として名高いシカゴアンの巨大な胃袋を満足させる(?)9リットル入りのボトルまで用意されています。

席に通されると、平日にも関わらず、ほぼ満席。
ワインの味を引き立たせるべく間接照明でライトアップされた店内は、洗練され落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
ワインは全種類、グラス or ボトルで注文することが可能。

Wine Flights という4種類のワインを少量ずつ頂ける、初心者にありがたい「利き酒セット」もあります。
ちなみに調査隊員は全員このWine Flightsをオーダー。

パークリング、白ワイン、赤ワインの出来合いセット($10.99~)から、自分で好きなワインをピックアップして組み合わせるCreate Your Own Flight($15.99)というセットまで用意されています。

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100-photo04.jpg ワインとともに供される食事は、チーズやパスタなど本場欧州風のものから、ステーキ、ハンバーガーなどのアメリカン・フード、果てはタコスや餃子まで、非常に幅広く、しかも価格はリーズナブル。

多民族国家・アメリカで幅広い客層に受け容れられるための配慮と思われます。

ワインを楽しめるレストランというと、高級なイメージがありますが、大量仕入れ+多店舗展開によって、低価格でのサービスを徹底しています。

リーズナブル、且つ、落ち着いた雰囲気で愉しむワインは、接待にはもってこいとの調査隊の評。

マクドナルドやスターバックスに続く米国発の外食チェーンとして、アメリカン式のワインの愉しみ方を提案する新業態が世界を席巻する日も近い(かもしれません。)
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