パプアニューギニアは、南太平洋にあるニューギニア島の東半分及び周辺の1万近くに及ぶ島々からなる島嶼国家です。
元々あったパプア(南側の旧イギリス領、のちにオーストラリア領)とニューギニア(北側の旧ドイツ領、のちにオーストラリア委任統治領)が合併してできた国です。
ニューギニア島は、起伏に富んだ地形、熱帯という気候条件など、コーヒー生産の条件として、非常に恵まれた土地です。
国全体では小農家が全体の8割を占めますが、栽培環境は世界の生産国の中でも最上級に類するレベルです。
また、ティピカなどの在来品種が数多く残っており、良質な香り高いコーヒーを生み出しています。