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パナマ
Gran Del Val(Cafetalera Fernandez農園)
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本商品はゲイシャの素地が際立つ通常のウォッシュドでございます。 パナマのゲイシャとしては比較的お買い求めいただきやすいグランデルバル ゲイシャを是非お試しくださいませ。 ※希少品のため、サンプルは30社様限定、1社様100gのみとさせて頂きたく、ご了承お願いいたします。
<農園紹介>
スペイン語で大きい、偉大といった意味を持つGranと農園主のラストネームDel Valから名付けられたこのグラン・デル・バルは100年以上の歴史を誇る由緒正しきCafetalera Fernandez農園自慢の商品です。 首都パナマシティーから国内線で約1時間、Baru火山を中心とするBoqueteエリアにこの農園はございます。 標高は1300m以上で、肥沃な黒土の土壌と多くの木々が生い茂る自然豊かな農園です。 昔からボケテ地区には多くの優良農園が点在しており、パナマコーヒーの約8割はこの地域で生産されたものです。 とはいえパナマ人のコーヒー消費量は非常に多く、自国生産量の7~8割を国内消費、 残り20%の半分は米国に輸出されており、日本に輸出されている量はほんのわずかしかございません。 この農園の歴史は遡ること約140年前、1880年エンジニアをしていたJoseph De Dianous氏が、故郷のフランスからパナマ共和国にパナマ運河の建設のために移住したところから始まります。 彼の息子のGabriel de Dianous氏が、1914年にBoqueteエリアの"Majo Mono"(サルが来る)という場所の土地を購入しコーヒー農園の運営を開始、その土地をGabriel氏の奥様の名前にちなんで"Finca Gladys"と名づけました。 時は進み1991年、Gabriel氏の娘である、Teresita de Dianous氏とその夫のRicado Fecardo Fernandez氏が"Finca Gladys"を引き受け、更に1993年には"Finca Gran Paraiso"(グレートなパラダイス)という区画も取得。 この時同時に農園名にもなっている"Cafetalera Fernandez"を設立しました。 更に1990年の終わりにBaru火山の標高1500mに位置する"La Fortuna"(運命)区画を取得し、現在の農園の形となります。 農園を大きくしたRicado氏は、もともと医者で進駐軍に混じって、日本、香港などアジアを回っており、長崎に一年ほど住んでいたとのことです。 現在"Finca Gran Paraiso"と"La Fortuna"の2区画から構成されているこの農園ですが、今回弊社がお届けするグラン・デル・バルは、"Finca Gran Paraiso"区画で栽培されたコーヒー豆となっております。 両区画を合わせると、おおよそ180haほどとなり、生産量は1,000袋ほど、精選はウェット/ドライミルがある"La Fortuna"で行われています。 この農園は精選工程も非常に丁寧で、乾燥場には屋外の可動式パティオ、ビニールハウスに加えドラム式乾燥機も完備。 天候、湿度、水分値に合わせて最適な乾燥方法を採用し、処理を行っております。 Finca Gran Paraisoの面積はは全体で80ha、その内15haでコーヒーを栽培しています。 栽培品種はティピカ70%、カツーラ、カツアイで30%未満、ゲイシャの生産量は農園全体でも30袋(60㎏麻袋換算)程度しかございません。 前回販売いたしました20/21クロップで、昨年は買い付けを断念し1年空きではございますものの、 22/23クロップは複数種類の品種、精選の中から弊社カップにより「これは美味しい」と銘打った自信のある買付です。 併せて、こちらも自信を持ってお届けできる品質になりましたため、前回同様同農園産のティピカも買い付けしております。 高価ながらも長年の歴史と丁寧な栽培に裏付けされた希少なパナマのゲイシャを是非お楽しみくださいませ。
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